春の主役『肝』の働きと症状|コロナストレスには鍼灸がおすすめ

春は曲直。

曲直とは、形や線が曲がっていることと、まっすぐなこと。

東洋哲学の五行論(万物は木・火・土・金・水の５元素からなる)では、

木は春を表し、【曲直、条達】を指します。

樹木が成長し、四方へ枝が伸び上や外へと枝が成長す様をあらわしています。

ハリプルのサロン内の植物も、どんどん伸びてます！

年末に飾ったやぶこうじは新しい芽があちこちに。

患者さんに頂いたアマリリスもあっと言う間に背が伸びています。

臓腑では『肝・胆』が五行論の木に当てはまります。

この曲直、条達の特性を持つために、樹木の様に気を伸びやかに巡らす機能を持ち、抑うつを嫌います。

そのため、土の中の植物がパーっと芽を出すように、カラダも冬の間に溜め込んだものが、表に溢れ出てくる感じがあります。

抑え付けられると、ストレスになるんですね。。。

コロナ禍でなかなかやりたいことも思い切り出来ないこの一年。

ほとんどの人がストレスになっているでしょう。。。

【肝のはたらき】

・循環・代謝・発散・排泄・解毒などをコントロールする役割

・感情をコントロールする役割

・血液を貯蔵する役割

・肝臓や胆嚢だけでなく、爪や目、涙、筋腱なども分類

肌荒れや吹き出物、ストレスからくるギックリ腰、筋肉の引きつり、めまい、イライラ、不眠などなど… が肝の症状です。

何か気になる症状がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

又、お薬や病院に行く前に、まずはセルフ灸をおすすめします。

お灸をすることで緩和、改善されることもたくさんあります。